「クリスやロックオンが成し遂げられなかった事が沢山あるもの。私はクリスに生かして貰ったんだから、その分まで生きなきゃいけないわ」

「一人分の人生で二人分も三人分も生きようと思っているもの。時間は幾らあっても足りないわ」

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『ほら、ティエリア。もっとしっかり食え』

 二度と聞けるはずのない声。言われた時は、なんて口うるさい男だと思っていたのに、出来る事ならもう一度聞きたいくらいだ。

『食事は腹も満たすだけのモンじゃないんだよ。非常時じゃない時くらい、ゆっくり食え』

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「君も変わったな」

 刹那にそう返した。刹那はさも当たり前だという顔をしている。

「背が伸びた」


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どろりと解けていく。個体として存在していた僕が消えていく。辛くも悲しくもない。思考回路と一緒に、感情も分散していくのが分かった。



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